メインブランドのソフトバンクに対してワイモバイルはサブブランドという位置づけです。 今回はそんなワイモバイルの解約方法や費用、事前に知っておきたいポイントについて解説。損をしないベストなタイミングも紹介します。 ワイモバイルの解約はショップへの来店や郵送、他社への乗り換えなどさまざまな方法があります。 SIMのみがお得! 他社からの乗り換え、シンプルM/Lなら 最大23,000円相当PayPay還元! ●スマホセットで ・Android One S9 一括1円~・かんたんスマホ2+ 一括1円~ スマホがお得! 他社からの乗り換え、シンプルLなら 最大10,000円相当PayPay還元 ●スマホセットで ・OPPO Reno7 A 一括5,040円~・Xperia Ace Ⅲ 一括4,320円~ ここで一番重要なポイントは、ワイモバイルではWebを通した解約受付は行われていないという点です。つまりは、ワイモバイルのWebサービス「My Y!mobile」を通して解約することはできません。 また、MNPによる他社への乗り換えに必要なMNP予約番号も、例外を除いてWebでの発行は行われていません。ワイモバイルショップで、もしくはワイモバイルの総合窓口に電話して発行してもらう方法の2つのみとなります。
ワイモバイルショップ・店舗で解約する方法
ワイモバイルショップでの解約において必要なものは運転免許証などの本人確認書類・印鑑・契約中のワイモバイル機器です。ただし印鑑がない場合は来店時のサインでもよく、またワイモバイル機器を紛失した場合は持ち込み必須ではありません。 本人確認書類の対象となるのは以下の6点で、いずれか1点の用意が必要です。また各本人確認書類ごとに必須記載項目などもあります。 本人確認書類は解約時に必要となるので、補助書類の有無なども含めて確認しておきましょう。 健康保険証と住民基本台帳カードの場合は、公共料金の支払い領収書などの補助書類が必ず必要となるので注意してください。 ワイモバイルショップでの解約は即日解約手続きが可能です。そのためすぐに解約したい場合は店舗に出向くのが一番早い方法となります。 ワイモバイルの公式HPではワイモバイルショップの混雑具合を掲載しているので、確認しましょう。 ワイモバイルショップは平日の午前中や夕方までの時間帯が比較的空いています。ショップによって混雑する時間帯も異なるので、事前に電話連絡をして確認しておくのも良いでしょう。 ちなみにここで注意しなければならないのは、ワイモバイルの解約は、ウィルコム時代のプランを除いては、基本使用料の支払いが日割りにならず月途中の解約でも満額請求となる点です。そのためなるべく月末近くに解約する方が得となります。 この他、ワイモバイルの解約は契約者の家族に限り、代理解約手続きを行うことが可能です。その場合は委任状の記入と持参が必須となります。 また、ワイモバイル直営店以外のショップで契約した回線は、ワイモバイルショップで行うことができない場合があるので注意しましょう。
郵送で解約する方法
ワイモバイルは解約申込書を郵送で送って解約することも可能です。この場合はワイモバイルショップに出向く必要がないため、時間がない方やその手間をかけたくない方、また近くにワイモバイルショップがない方などは郵送解約が便利です。 まずはワイモバイルカスタマーセンターに電話をして、解約申込書を送ってもらう手続きをしましょう。自動音声サービスの指示に従って番号を押していくだけでOKです。通話料は無料となっています。 解約申込書が届いたら必要事項を記入して返送するだけです。郵送解約の場合は解約申込書がワイモバイルに届いた時点で解約手続き完了となるため、更新月中に解約する場合は余裕をもって解約申込書を申請し、返送しましょう。 月末に返送したのに届いたのが月初になってしまうと、翌月解約扱いとなってしまいます。この点は特に注意してください。
MNPを利用し他社へ乗り換える方法
MNPを利用して他社に乗り換える場合は、まずMNP予約番号の発行が必須です。 ワイモバイルのMNP予約番号発行方法は、ワイモバイルショップに出向いて発行してもらうか、ワイモバイルの総合窓口に電話して発行してもらうかの2つの方法となります。 ワイモバイルショップに出向いて発行してもらう場合は、本人確認書類の持参が必須です。 総合窓口に電話して発行してもらう場合は以下の電話番号に電話して発行してもらいます。総合窓口への電話は通話料有料となっています。 総合窓口の電話番号はカスタマーセンターの電話番号とは異なるのでご注意ください。 また総合窓口に電話してのMNP予約番号発行は契約者本人からの電話であることも必須で、電話口にて本人であることを証明するための確認作業も行われます。総合窓口の営業時間は年中無休9:00~20:00となっています。 以下のプランを契約している場合は、ワイモバイルのWebサービス「My Y!mobile」で、年中無休9:00~21:30の間でMNP予約番号を発行することができます。 ・EMOBILE 4G ・EMOBILE LTE ・EMOBILE 3G WEBでの発行にもかかわらず時間制限がある点は注意してください。 これ以外のプランは、ワイモバイルショップに出向くか総合窓口に電話する必要があります。ただし、PHS関連の契約の場合は総合窓口に電話するしか方法がないので、注意してください。 他に一括購入割引(バリュースタイル契約)で端末を購入していれば24ヶ月以内で解約する場合に発生する契約解除料、MNPによる他社への乗り換えの場合はMNP転出手数料です。 通常の契約解除料は、スマホプランなどの2年契約のプラン(旧料金プラン)を24ヶ月ごとに発生する更新月以外に解約する場合は9,500円となります。 スマホベーシックプラン・ケータイベーシックプランなど契約期間のないプラン(新料金プラン)は、いつ解約しても契約解除料は発生しません。 またPocket WiFiやデータ通信などについても、契約期間のあるプランを途中解約すると契約解除料は9,500円、契約期間のないベーシックプランでは契約解除料なしとなります。契約期間はベーシックプランを除き2年ではなく3年なので注意してください。 新規契約受付が終了しているプランについてはワイモバイル公式サイトを参照してください。 参照:ワイモバイル公式 契約解除料一覧 端末を分割購入し、解約時点で割賦残金が残っている場合は、支払いが完了するまで継続されます。つまりワイモバイルを解約したからと言って残金の支払いまで免除されるわけではありません。 割賦残金の支払いはこれまで通り月ごとに請求されますが、ワイモバイルショップで解約する場合はその時点での残金を一括で支払うことも可能です。 一括購入割引(バリュースタイル契約)を利用して端末を購入していて、それを24ヶ月以内に解約する場合は、パターンと契約年月に応じた契約解除料が発生します。 そもそも一括購入割引は24ヶ月以上の長期契約を前提に、端末を割引価格で購入できる特別割引特典です。そのため24ヶ月以内の解約の場合は違約金が発生することとなります。 一括購入割引の24ヶ月以内の途中解約による契約解除料は、ワイモバイルの公式サイトを参照してください。 参照:ワイモバイル公式PDF 経過月数別(請求月単位)契約解除料 MNP転出手数料は新規契約月から6ヶ月を越えているか越えていないかで変わってきます。越えていない場合は6,000円、越えている場合は3,000円です。 ただしこれは契約解除料とは別なので、例えばスマホプラン契約で2年以内に他社へ乗り換える場合、MNP転出手数料のほかに9,500円の契約解除料が更に上乗せされます。 例:スマホプランSを半年以内に他社へ乗り換える場合の解約費用 ・MNP転出手数料6,000円 + 契約解除料9,500円 + 割賦残金 = 合計15,500円 + 割賦残金 ここでは、少しでも無駄な出費を減らして安く解約費用をおさえるために覚えておきたい、ベストな解約のタイミングを説明します。
なるべく月末に解約しよう
前述したとおり、ワイモバイルの解約月は、日割り請求は適用されず、満額分として請求されます。 つまり、月初ないしは、1日に解約するほど、実質的に損をすることになります。 どうせ満額分請求されるのであれば、月末ギリギリまでワイモバイルを使って解約することをおすすめします。
更新月&機種代金を支払い終えている
2年間の自動更新契約の旧プラン(スマホプラン)では、更新月以外での解約や他社へMNPを行う場合に、9,500円の違約金が発生します。 更新月は、24ヶ月目を契約満了月として、25カ月目・26カ月目・27カ月目の3ヶ月間です。この期間内での解約であれば違約金は発生しないので、なるべくこのタイミングを狙いましょう。 そして、機種代金の残債がまだ残っている場合は、なるべく支払い終えてからの解約をおすすめします。 他社へ乗り換えるに伴って新機種を購入した場合、ワイモバイルで購入した旧機種代金との支払いが重複してしまいます。 なるべく料金を支払っている間は利用した後に解約するようにして、無駄な出費は減らすように心がけてみて下さい。
ソフトバンクやLINEMOへ乗り換えを検討している
ワイモバイルからソフトバンク、LINEMOへ乗り換えを検討しているでの解約もおすすめです。 ワイモバイルからソフトバンクに乗り換えると、iPhoneなどの機種代金が割引になったり、端末購入プログラムで安く購入できます。。 月額料金の1年割引などもあり、速度もキャリアの100Mbpsといった爆速で使えるためとてもお得です。 また、キャンペーンによりワイモバイルからソフトバンク、LINEMOへ乗り換える際の契約解除料、事務手数料はかかりません。 そのため、解約金や申し込み時の負担を気にすることなく、自分にあった乗り換え先を検討できます。 事前にこれらのポイントをおさえておけば、よりスムーズに解約手続きをおこなえます。 また、ワイモバイルからソフトバンク、LINEMOに乗り換える際に困ることがありません。
1.ワイモバイル解約で利用できなくなるサービスがある
ワイモバイルを解約するとYahoo!プレミアムの特典を利用できなくなります。 Yahoo!ショッピングを利用する際も、ポイントアップ適用外となるため注意してください。ヤフオクの手数料優遇も対象外となります。 また、現在ソフトバンク光やソフトバンクAirを契約している場合、ワイモバイル解約後はセット割は受けられません。 ワイモバイルからソフトバンク以外のスマホに乗り換える際は、気を付けましょう。 同じく、覚えておきたいのがワイモバイルのメールアドレスが使えなくなることです。 ワイモバイルのメールアドレスを活用していた場合は解約前に別のアドレスを用意し、必要な変更手続きや友人への連絡をしてください。 解約後もワイモバイルのメールアドレスを使いたい時は、有料オプションの申し込みを検討してみるとよいでしょう
2.他社でスマホを使うならSIMロック解除が必要
ワイモバイル解約後、他社でスマホを使う場合はSIMロック解除が必要です。 解約後にスマホを売却する場合も、SIMロックが解除されていた方が売却金額が上がります。 SIMロックの解除はネット上で手軽に行うことができます。My Y!mobileにログインしたら「契約内容の確認・変更」内にある手続きページを選んで実行してください。 ここで覚えておきたいこととして、ワイモバイルからソフトバンク、LINEMOに乗り換える際SIMロックは自動的に解除されることが挙げられます。 面倒な手続きは不要のため、乗り換え後もスムーズにスマホを利用できます。 例えばWi-Fiスポットだけを見てみても、同じく一部のプランを除いて無料Wi-Fiサービスを提供している「BIGLOBE モバイル」の場合は全国約83,000ヶ所でなので、その6倍近い場所で無料のWi-Fiスポットを利用できるワイモバイルは相当優秀です。 ワイモバイルは、ドコモやauに対する格安SIM「MVNO」のような位置付けではなく、あくまでもソフトバンクのサブブランドです。安価なプランや独自の端末ラインアップに加えて、ソフトバンクと同等のサービスを利用することができます。 ちなみに筆者の場合は他社からワイモバイルに乗り換えたばかりなのですが、ワイモバイルは格安SIMと同等の料金プランでありながら良質な回線とサービスをフルに受けることができる点に大変満足しています。 ワイモバイルは回線の安定性はもちろんのこと、サービスの多さでも一般的な格安SIMとは一線を画しています。 ワイモバイルを解約する前に今一度メリットを確認し、料金プランの見直しなどの手段を考えた方が、結果的に最適な運用となるかもしれません。じっくり考えてみてくださいね。 最新スマホも!対象機種一括1円〜!