OCN モバイル ONEは料金が安く、サービスも充実しているので「OCN モバイル ONEの契約を追加したい!」「複数回線を契約したい!」と考える方もいることでしょう。格安SIMを提供する事業者のなかには、契約途中からの複数SIMカードの追加に対応している企業もあります。 今回は、OCN モバイル ONEのSIMカードの追加サービスについて、料金や注意点など、SIMカードを追加する際の疑問についてもお答えします。
追加できるSIMの枚数と料金
「SIMカードを追加するのに料金がいくらかかるのか?」というのは気になるポイントです。SIMカードを発行するのに手数料と手配料がかかります。発行手数料はSIMカードのタイプによって異なります。 SIMカード発行手数料はすでにOCN モバイル ONEと契約している方のみがかかり、新規契約時に申し込みをすると手数料はかかりません。 追加できるSIMカードの枚数は4枚で、最初に契約している1枚と合わせて最大5枚のSIMカードを持つことができます。
追加SIMで容量のシェアができる
追加したSIMカードは主契約と容量をシェアでの利用となります。シェアして利用するので、料金プランを追加する必要がないのです。その代わりに追加SIMカードには、容量シェアの月額料金は発生します。 例えば、データ専用SIMを別契約でもう一回線契約する場合、最安値のプランでも月額が900円かかります。使う容量にもよりますが、ほとんどの場合がSIMカードを追加したほうが安く使えます。 また、他のMVNOではほとんどの場合が月ごとの容量プランのみシェアができるのですが、OCN モバイル ONEでは月ごとの容量のシェアはもちろん、日ごとに容量が決まっているプランでも用量のシェアができます。
追加するSIMの種類は併用できる
追加するSIMカードは音声通話SIM、SMS対応SIM、データ専用SIMと全種類可能で、いずれも組み合わせて契約することができます。利用SIMによって使える枚数が変わるということもありません。
家族の通話料金を抑えたい
シェアプランを利用するのにもっとも向いているのが家族での利用です。シェアプランを使うと「SIMカード1枚の維持費が安くなる」ことが最大のメリットです。複数回線同じ通信事業者で利用するなら使わない手はないです。
複数機種を利用している
また、複数の端末を利用しているという方もSIMカードを追加するのに向いています。 使い方にもよるかとは思いますが、特にデータ専用SIMカードであれば料金はかなり抑えられますし、ビジネスとプライベートの電話番号を分けたいという利用法にも最適です。別途契約をしなくてもいいのも便利です。 この料金がベースとなっていて、追加するSIMカードの種類と枚数によって毎月の請求金額がかわってきます。 たとえば家族4人が音声通話SIMカードを利用し、タブレット端末をデータ通信専用SIMカードを利用した場合を20GBで合計8,550円で利用できます。 ・追加SIMカードで20GBのプランをシェアする場合 ちなみに5回線を各自契約した場合には、合計18GBで月額料金は8,650円になります。 ・5回線を各自契約した場合 上記の金額は通話プランなどのオプションサービスを加味していませんが、月額料金が100円安く、データ通信量も2GB多く使えるような計算になります。
すでに契約をしている方の追加方法
契約中の方はOCN モバイル ONEのマイページから手続きを行います。店頭や申込書類による手続きの必要がなく簡単に行えます。 公式ページの「お申込み」から「SIMカード追加のお申し込み」を選択します。 画面が切り替わるとSIMのタイプが聞かれるので、追加したいSIMのタイプを選択して画面の指示に従って契約を進めていってください。
新規は申込契約時に追加
申込時にあわせてSIMを追加することができます。はじめから複数使うのであれば、この方法がもっともお得です。新規申込時にSIMカードを追加しておけば、手数料は主契約のカードのみで、追加SIMにはかからないからです。 追加SIMカードは新規契約で、必要情報を記載したあとに入力画面が表示されるので「申込み忘れた!」なんてこともありません。
①速度制限は追加SIMもかかる
追加SIMカードはシェアプランで分け合うため使い方に注意するのはもちろんですが、仮にデータ容量の制限いっぱいまで使うと、すべてのSIMカードに通信制限がかかります。 使用したデータ容量は公式アプリ確認できるので、追加したSIMカードで利用するスマホにもインストールしておくことをおすすめします。
②追加した音声通話SIMカードにも最低利用期間がある
音声通話SIMには最低利用期間が設けられています。それは追加SIMカードでも同じです。音声通話SIMカードを追加すると、開始月を1か月目として6か月後まで解約金が8,000円かかります。 主回線と追加SIMでは契約期間が異なる場合もあるので注意が必要です。
③月に追加できるSIMカードの枚数が決まっている
すでに契約している方がSIMカードを追加する場合、月に1枚までと決まっています。新規であれば最大枚数まで一度に申し込めます。
④追加SIMをMNPを利用して契約するときは名義に注意
追加SIMもMNPを利用して契約することができます。しかし、MNPする回線の名義と利用しているOCN モバイル ONEの回線名義が一緒である必要があります。 MNPしたい回線と主回線の名義が異なる場合、申し込み前に乗り換え前の契約の名義変更することを忘れないようにしてください。
⑤OCN モバイル ONEの別名義回線はまとめられない
ご家族でOCN モバイル ONEで複数回線契約している場合、契約をひとつにまとめることはできません。主契約にしたい契約を残して他の回線は契約解除後、追加SIMに手配をするしかありません。 OCN モバイル ONEの契約内でのMNPは今のところ対応していないので、複数回線利用していて、番号を変えたくない場合はそのままの契約状況を維持することになります。 また、子回線になるといっても利用できるサービスに差はないので、音声通話を利用するだけでなく、ほかのサービスも合わせて使うことができます。追加SIMを利用する人の使い方にあったプランに仕上げてみてください。 iPhone 13シリーズ販売中!