ドコモ回線を利用している中でも通信速度が安定して速いと評判の会社ですが、実際のところ速度や使い勝手はどうなのか気になりますよね。 結論から話すと、他社と比較しても速度・安定性ともに優秀で使い勝手のいいサービスだと思います。筆者は過去に様々な格安SIMを試してみましたが、ドコモ回線の中から選ぶならOCNモバイルONEが1番オススメです。 本記事では、OCNモバイルONEの特徴や料金プランを紹介し、回線速度を他社と比較しながら快適に使えるのか検証してみました。 iPhone 13シリーズ販売中!
OCN モバイル ONE の料金プラン
OCN モバイル ONE の料金プランは「新コース」と「旧コース」の2種類から選ぶことができます。新コースは音声対応SIMで1GBコースが用意されており、旧コースよりも料金が安く設定されています。 新コースのほうが通信速度も向上しているので、今申し込むなら新コースをオススメします。 【新コース】月額料金 【旧コース】月額料金 また、OCN光のサービスとセット契約で「OCN光モバイル割」を適用すると、OCNモバイルONEの月額料金から毎月220円の割引が受けられます。 【新コース】OCN光モバイル割適用時(毎月220円割引) 【旧コース】OCN光モバイル割適用時(毎月220円割引)
サービスの品質が高い
OCNモバイルONEが人気の理由は、料金の安さだけではなくサービス品質の高さで選ばれています。 口コミを通じて評判が広まり、MM総研 2020年10月 MVNOネットワーク品質調査において、docomo回線通信品質 二期連続・総合1位を獲得しました。 その他にもOCN モバイル ONEの特徴は数多くあるので、下記でまとめました。 <OCNモバイルONEの特徴> NTT系列なので通信速度が安定して速いこと、データ残量を無駄なく使える仕組みが高く評価されています。 また、都会での検証結果が気になる人も多いかと思うので、今回はモバレコ編集部で首都圏の結果を測定をする機会がありましたので、そちらの検証結果も合わせて紹介します。 ■測定条件 【測定場所①:沖縄県】 【測定場所②:首都圏】 ※OCN モバイル ONE の下り最大速度は962Mbpsですが、これは最も好条件で計測した場合の「ベストエフォート値」になります。
朝8時~10時台の通信速度:人の多い場所でもサクサク繋がる
【測定場所①:沖縄県】 朝の通勤ラッシュの時間帯に測定した結果、下り60Mbps弱まで出ていました。これだけ出ていれば動画視聴やファイルのダウンロードなども快適に行えます。 【測定場所②:首都圏】 朝の通勤ラッシュの時間帯に測定をしたところ、沖縄の結果のように50Mbpsを超えることはありませんでしたが、安定して27Mbps前後が出ていました。この程度の速度であれば、通常のネット閲覧はもちろん、YouTubeなどの動画視聴も最高画質の設定でなければ問題なく利用可能でした。
昼12時~14時台の通信速度:ランチタイムでも快適に使える
【測定場所①:沖縄県】 お昼のランチタイムは格安SIMが苦手とする時間です。多くの会社が下り1Mbps前後まで遅くなる中で、OCNモバイルONEは朝と変わらず爆速をキープしていました。 【測定場所②:首都圏】 都会では特にお昼時は速度が出にくいと言われていますが、今回の3つの時間帯での計測の中で平均速度は最も速くなりました。 やや上りの速度は伸びきれなかった印象ですが、下りの速度はランチを食べながら調べ物や動画を見る用途には充分すぎるぐらいの速度でした。
夜19時~21時台の通信速度:SNSへ画像アップロードや動画視聴などもOK
【測定場所①:沖縄県】 夜の退勤ラッシュ時に測定してみると、多少速度は落ちているものの必要十分な速さが出ていると思います。普段通りSNSで画像や動画のアップロードをしたり、YouTubeでHD画質の動画ストリーミング再生も問題なく行えました。 【測定場所②:首都圏】 都会の検証でも同じく退勤のラッシュに当たる時間帯で測定を行なった結果、沖縄の結果は下回ったものの、普段通りのネットの閲覧やYouTubeのHD画質の用途は途切れることもなく、こちらも問題なく行えました。 ただしSNSへの画像のアップロードにはやや通常より時間がかかった点は気になりました。 「IIJmio」も「mineo」もどちらも人気の格安SIMではありますが、お昼のランチタイムや夕方のゴールデンタイムだと速度が落ちやすいのが気になりました。 一方でOCNモバイルONEは、昼夜問わず通信速度が速くて安定しているのが分かります。 ■平日の昼12時~14時の通信速度 ※【測定場所①】沖縄県那覇市周辺での測定結果 ■平日の夜19時~21時の通信 ※【測定場所①】沖縄県那覇市周辺での測定結果
節約モードとは
OCNモバイルONEには、手動で高速・低速通信を切り替える「節約モード」があります。 節約モードがONになっている時は通信速度が最大200kbpsに制限され、高速データ容量を消費せず通信が行えます。 OCN モバイル ONE アプリ(iPhone版/Android版)、OCNモバイルONEのマイページからいつでも即時に変更が可能です。 週末や月末までデータ容量を残しておきたい場合、あまりスマホを触らないときは高速通信をオフにしておけば容量を使い切ってしまう心配がありません。 使いたい時間に合わせて、計画的・効率的にデータ通信が可能です。
節約モード中でもできること/できないこと
節約モード中は最大200Kbpsでの通信になるため、高速通信が不要なシーンで役立ちます。 例えば、文章のやり取りが中心のメールやメッセージアプリ、Twitterでタイムラインの表示、テキストベースのWEBサイトなどであれば問題なく閲覧できました。 通常時と比べて再生までに時間は掛かりますが、読み込みが完了したあとは止まることなく再生できました。 一方で、YouTubeの動画視聴やSNSへ画像のアップロードなど、大容量のデータ通信を行うアプリは読み込みに時間がかかります。テザリングを使ってPCと接続したり、地図アプリを表示するのも、あまり実用的ではありません。
バースト転送機能を利用する
OCNモバイルONEには、速度制限時や節約モード中でもある一定量だけ高速通信が使える「バースト転送機能」に対応しています。 実際に使ってみたところ、データ容量の小さいWEBサイトやSNSは短時間で読み込みが完了します。ページを遷移するごとにバースト転送が働くため、体感では数値以上に快適に使えて驚きました。 しかし、動画視聴やファイルのアップロードなど、長時間連続して通信し続けるアプリは流石に厳しいようです。使い方次第では難しいこともあるので、大容量の通信を行う際はWi-Fi環境などを使って行うなど工夫が必要です。 また、今回は詳しく紹介しませんでしたが、定期的に開催されるセールでは、SIMフリースマホが通常よりも安く手に入ります。これを利用して端末と回線をセットで申し込みたい方にもオススメです。 今使っている回線に不満がある方は、ぜひOCNモバイルONEに乗り換えを検討してみてください。 iPhone 13シリーズ販売中!