ところが「ヒートマップツールは導入しているけど使いこなせていない」「結果を見ても、どうやって改善していったらいいかがわからない」という方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は全世界8万アカウント社が利用するヒートマップ機能搭載アクセス解析ツール「Ptengine」を提供する株式会社Ptmindの共同創業者 小原良太郎さんに、最新のヒートマップの活用法を伺いました。 自社ホームページの課題を無料で発見する「Ptengine」 ※本記事は株式会社Ptmind提供によるスポンサード・コンテンツです。
ユーザビリティからリサーチまで!ヒートマップは幅広く活用できる活用法1:サイトの設計意図どおりにユーザーは使えているか?ユーザビリティを検証活用法3:ランディングページのどこを改善するべき?効果的な改善場所を発見Ptengineはツールではなく「データをつかったビジネスが楽しく簡単にできるという体験」を提供するスマホ専用だったからこそ。「ヒートマップの精度」を高めるための技術を独自に開発大規模データ処理に優れた中国人エンジニアの技術で、「ヒートマップの表示速度」を上げるユーザーファーストの設計で、グッドデザイン賞を取るほどの「使いやすさ」を実現「Google Optimize」との連携やDMP。幅広く、より深くヒートマップの活用を、もっと広げていきたい“ヒートマップツールを使いこなせる人”をもっと増やしたいヒートマップツール「Ptengine」がパワーアップ!分析結果の改善策がすぐに実装できるWebサイト改善機能を追加
ユーザビリティからリサーチまで!ヒートマップは幅広く活用できる
小原良太郎 2010年に株式会社Ptmindを共同創業。日本国内における業務全体を指揮している。大手ECサイトから中小企業まで、全世界8万アカウント以上に利用されているヒートマップ機能搭載アクセス解析ツール「Ptengine」やデータ統合ダッシュボードサービス「DataDeck」を提供。初期段階から日本市場向けのツールを中国にて開発し、現在は日本・中国だけではなく英語圏にもサービス展開中。 ―ヒートマップツールは導入しているものの、そのデータをどう使うか?に迷っている企業も多い印象です。ヒートマップのデータは具体的にどう活用できるのでしょうか? 小原さん:ヒートマップのデータにはいくつかの活用法があります。今回は、すぐに試していただける「ユーザビリティの検証」「マーケティングリサーチ」「効果的な改善場所の発見」の3つをご紹介します。
活用法1:サイトの設計意図どおりにユーザーは使えているか?ユーザビリティを検証
小原さん:例えば、これはある旅館のPCサイトです。上半分がヒートマップで、下が実際の画面です。クリックが集まっている部分が赤くなります。 ヒートマップを見ると「ご予約」がクリックされていますが、実はそこはリンクが設定されていません。つまりユーザーは、「ご予約」の部分がクリックできると勘違いをしてしまっているのですね。これは離脱の原因になります。それがわかったので、この部分を改善できます。 ヒートマップツールを使えば、このようにサイトの意図どおりにお客様が動けているのか?を検証ができます。
活用法2:ユーザーの興味はどこにある?マーケティングリサーチの代わりに刺さる訴求を見つける
小原さん:またヒートマップは、マーケティングリサーチとしても使えます。例えば、よくランディングページに「この商品の3つのおすすめポイント」が書かれますよね。ところがお客さんが商品を購入しても、結局どのポイントが刺さったのか?はわかりません。 その時にヒートマップを使えば、「購入するお客様にはどのポイントが一番見られているのか?」を調べられます。よく見られていた訴求に合わせて流入元の広告文を変えたところ、CTR・CVRが大きく改善されました。商品によっては、ショップの販促物やポップなどに活かしているという事例もあります。 もちろんお客さんアンケートのようなリサーチ方法もありますが、ヒートマップなら商品に興味をもってWebサイトにアクセスしてきている人の行動データから似たことができます。 参考:ネットリサーチとは?調査方法・価格別にリサーチ会社11社を比較
活用法3:ランディングページのどこを改善するべき?効果的な改善場所を発見
小原さん:また長いランディングページで効果を上げたい時、そもそもどこにユーザーの注目が集まっているのか?がわかれば、改善の優先順位をつけられます。 この例ではユーザーはキャッチコピーに注目が高かったので、コピーから修正をする、などの意思決定ができました。
Ptengineはツールではなく「データをつかったビジネスが楽しく簡単にできるという体験」を提供する
―いろいろな活用法があるのですね。ヒートマップツールはたくさんありますが、Ptengineは他と何が違うのでしょうか?
小原さん:まず私たちはヒートマップツールではなく、「データをつかったビジネスが楽しく簡単にできるという体験」を提供していると考えています。特に大切にしているのは、「ヒートマップの精度」「ヒートマップの表示速度」「使いやすさ」です。 例えばGoogleアナリティクスは無料で使えますが、それが使いこなせる人ばかりではありません。ヒートマップもユーザーのマウスの導線を動画にするなど多機能なツールはたくさんありますが、問題は「そのデータをどうやってマーケティングに活かすか?」です。そこで私たちは使われにくい機能はそぎ落とし、代わりに基本性能は高く、とにかく使いやすくしてきました。
スマホ専用だったからこそ。「ヒートマップの精度」を高めるための技術を独自に開発
小原さん:1番の強みは「ヒートマップの精度」です。当たり前に思われるかもしれませんが、ユーザーの注目を正確に計測するには高度な技術が必要です。 多くのヒートマップツールでは画面の中でX軸・Y軸などを決め座標を計算してデータを作りますが、PCやスマホなど画面の幅によってテキストが改行されるとその座標がずれて誤ったデータになってしまう場合があります。元となるデータが正しくなければ分析の意味がありません。 Ptengineはもともとスマホ専用ヒートマップとして開発していたので、スマホの機種や画面の大きさの違いなどから、早い時期に精度の問題にぶつかりました。 そこでHTMLソースを読み込んでimgタグやテキストタグをクリックしたというのを認識し、同時にサイトのデータを合わせてヒートマップを描画するという方法を編み出しました。これは世界的にも、私たちしか持っていない独自技術です。この技術によって、Ptengineではユーザーの行動データを正確に計測できます。
大規模データ処理に優れた中国人エンジニアの技術で、「ヒートマップの表示速度」を上げる
小原さん:2つ目は、「ヒートマップの表示速度」です。サイトの規模が大きくなるとヒートマップを出すだけでも、20分や1時間かかることもあると聞きます。これほど時間がかかってしまうとデータの分析以前に、活用ができません。「ヒートマップの表示速度」は、大規模なデータ処理の能力で決まりますが、日本にはそういったことが得意な人材は多くありません。 Ptengineは、日本よりもずっと人口が多い中国で開発しています。中国には巨大なWebサイトも多いので、大規模データ処理が得意なエンジニアがたくさんいます。彼らの技術で大規模なデータを円滑に処理し、ヒートマップの表示速度を上げています。
ユーザーファーストの設計で、グッドデザイン賞を取るほどの「使いやすさ」を実現
小原さん:Ptengineでは「そもそもどういう分析がしたいのか?」から考えはじめ、画面のデザインをつくり、それを実現するためにどう技術を使えばいいのか?を考えています。 例えばヒートマップ分析では「購入した人だけ」「ある広告から来た人だけ」「SNSから来た人だけ」「新規・リピーターごと」など、条件を絞るのが大切です。 Ptengineには最初から特定のセグメントだけのヒートマップを表示する機能がありますが、実はこの機能を実現するために、裏では膨大なデータが処理をされています。さらに会社ごとにほしいデータは違うため、特定のセグメントだけではなく会社ごとの希望の切り分られるようにしています。それも管理画面上で簡単に設定できるようにしました。 私たちは技術に自信がありますが、技術力を中心にツールを作ると使いづらくなってしまいます。このユーザーの使いやすさのデザインには、CEOの鄭が特にこだわりを持っています。2013年にいただいたグッドデザイン賞も、こういった考え方の積み重ねだと思っています。
「Google Optimize」との連携やDMP。幅広く、より深くヒートマップの活用を、もっと広げていきたい
―これらはすべて、「分析から体験へ」というユーザーの体験を重要視しているからこそ、出てくる価値観ですね。Ptengineの今後の展望を教えてください。 小原さん:今後はヒートマップで分析した結果を、どうアクションにつなげていくか?に注力していきたいと思います。Googleの提供する無料A/Bテストツール「Google Optimize」との連携がそれにあたります。ヒートマップとA/Bテストとが連携できれば、今まで“勘と経験”に頼らざるをえなかった部分でもより効果的な仮説検証を行えます。 他にも、ヒートマップのデータを活かしたDMPも行っていく予定です。2016年11月に、中国の大手旅行サイトとDMPの構築で提携しました。DMPが乱立する中でも、Ptengineの「ユーザーのページ内での行動データ」をDMPに取り入れれば、独自の活用ができます。そのデータをメールマーケティング、CRM、Web広告などに反映できるようにしていきます。今後は、こういった使い方を他の企業でもできるようにしていきたいですね。
“ヒートマップツールを使いこなせる人”をもっと増やしたい
小原さん:現在、ヒートマップを使っているのはマーケターが中心です。例えばデザイナーも使えればデータに基づいたデザインや改善もできるようになります。そういう人を増やすためにも、今はヒートマップ分析方法や事例を動画やオンラインセミナーで提供しています。ただツールを利用するのではなく、成果を出せる、使いこなせる人を増やしていきたいです。 ヒートマップを使ったことない人も、まずは1度使ってみてほしいです。ランディングページでもコーポレートサイトでも、小さな改善点がたくさん見つかると思います。Ptengineは無料版をご用意しているので、まずはぜひ使ってみてください。
ヒートマップツール「Ptengine」がパワーアップ!分析結果の改善策がすぐに実装できるWebサイト改善機能を追加
ヒートマップ分析・アクセス解析ツール「Ptengine」が分析機能に加え、HTML/CSSを使わずノーコードで、Web接客機能やページ構成のかんたん編集などサイト改善ができるようになりました。 Ptengineを導入すれば、ヒートマップ・アクセス解析でWebサイトの課題点を可視化し、低CVR・ページ離脱などの改善策をノーコードですぐに実装できます。 ランディングページや記事、ECサイト、ダウンロードフォームなどの改善にお困りの方は、この機会にぜひ一度試してみください。詳細は下記のフォームから資料ダウンロードできます。