さらに「U30 ロング割」は学生だけでなく、条件さえ満たしていれば30歳以下の人でも割引の対象になるので、社会人や過去に学割を利用していた人でも、毎月のプラン料金がお得に利用可能です。 それに加えてもう一つの学生向けのプランとして、「U15はじめてスマホプラン」というプランもあります。U15はじめてスマホプランでも、割安な月額料金でスマホが利用できます。 そこで本記事では以下のポイントを解説します。 本記事を読むと、学割として利用する際に「U30ロング割」を選ぶべきか、「U15はじめてスマホプラン」を選ぶべきか、どちらを選べばお得になるのかが分かります。 ※この記事はすべて税込表記です。 iPhone 14シリーズ 最大22,000円割引! 機種割引もおトク! 「U30ロング割」では、学生だけでなく従来の学割では対象外だった社会人や過去に学割の適用を受けていた人でも割引を受けられます。 一方で「U15はじめてスマホプラン」は、学生のスマホデビューをお得に利用できる低容量で割安なプランです。 たくさんGB数を利用するならU30ロング割を利用する、そこまでGB数を使わない15歳までの人ならU15はじめてスマホプランを利用するといったように今年のドコモでは学割の選択肢の幅が広がりました。 まずはそれぞれのプランの料金や特徴から確認していきましょう。 ではこれらの詳細を以下にて解説します。
概要・割引内容
「U30ロング割」の最大の特徴は、無制限プランが最大6カ月まで最大3,839円の割引を受けられる点です。また、7カ月以降も毎月550円の割引が31歳の誕生月までずっと適用されます。 さらに、割引は学生だけでなく30歳以下の人であれば社会人も受けられるようになっています。 対象プランは、データ無制限の「5Gギガホプレミア」、4Gスマホ向けで月60GBまでの「ギガホプレミア」も対象なので、たくさんGB数を使う人なら特に活用したい割引ですね。 まずは、「5Gギガホ プレミア」と「ギガホ プレミア」の違いを簡単に説明しておくと以下のようになります。 これから新たにスマホを購入しようと検討している人は、差額の110円分月額が上がるだけで、より高速かつ無制限で使える5Gギガホプレミア選択するほうがお得といえますね。 また、ドコモの「5Gギガホ プレミア」ならテザリングも無制限(ギガホプレミアは60GB)で利用可能なので、ゲームなどのオンライン対戦をよく利用する学生や、タブレットなどで動画を見ようと思っている人におすすめです。 割引額の表は次のとおりです。6カ月以内と6カ月以降で割引額が違うので、それぞれ順に説明していきます。 「U30ロング割」の割引額が最大なのは、適用から6か月間となっていますが、それ以降の7カ月目から満30歳の誕生月までは毎月550円の割引が継続して受けることができます。 さらに、「みんなドコモ割」「ドコモ光セット割」「dカードお支払割」を適用することで、さらに割引を受けることもできます。 例えば、「5Gギガホプレミア」で以下の割引額を全て適用すると、通常は7,315円のところを最大6カ月間は月額料金が1,089円で利用可能です。 6か月目以降もさらに月額のコストを抑えたいという人は、6ヶ月間の割引終了後に同じドコモから提供されている「ahamo」に移行することで、割安に使い続けることもできます。 利用できるデータ量は減るものの、コスパを重視したいという人はこちらを検討してみるのもいいでしょう。
適用条件
U30ロング割の適用条件は次のとおりです。 ※申込み時点の年齢 対象料金プランですが、新たに申し込みする人でも、既に契約している人でも、条件さえ満たしていれば、「U30ロング割」の割引が適用されます。 一方、ギガライトやahamoを利用している人には、割引が適用されません。 割引の対象年齢は30歳以下なので、学生でなくても社会人でも30歳以下ならば利用できます。また過去に学割を使った人でも、割引は適用されます。 対象となる手続きですが、契約変更は「FOMA→Xi(4G)」「FOMA→5G」「Xi(4G)→5G」「5G(ahamo含む)→Xi(4G)」の変更を指します。 ではこれらの詳細を以下にて解説します。
概要・割引内容
U15はじめてスマホプランは、初めてスマホを持つお子様向けにピッタリなプランなのが特徴です。月額料金は1,815円で、利用できるデータ量は5GBまで使える割安なプランとなっています。 ドコモの低容量なプランでは、「ギガライト/5Gギガライト」の方が有名でご存じの方も多いかと思います。 しかし、「ギガライト」の5GB利用した際の月額料金が5,665円、割引を適用させた後の料金でも3,278円なので、「U15はじめてスマホプラン」を選択した方が毎月1,000円以上もお得に利用できます。 ただし、「U15」と記載があるように、こちらのプランは申し込み時点での利用者の年齢が15歳以下であることが加入条件となっています。 それ以降は、19歳の誕生月まではデータ利用量が5GBのまま利用できますが、19歳を迎えた翌月以降のGB数は1GBになります。 またU15はじめてスマホプランに加入すると、「U15はじめてスマホ割」が適用されて最大12カ月は月額550円の割引きも受けられます。 割引を適用させた料金は次のとおりになります。割引には「U15はじめてスマホ割(550円)」と「dカードお支払い割(187円)」を適用させています。 「みんなドコモ割」や「ドコモ光セット割」の割引は受けられませんが、「みんなドコモ割」の家族回線としてのカウント対象には含まれます。 また5分以内の通話かけ放題が料金に含まれているほか、ファミリー割引の適用で家族間の通話が無料になるので、親子間で連絡を取る際にも使いやすいプランです。 ただし、5GBまでが上限なので、今後利用するデータ量が5GBを超えることが多くなった場合は、先ほど紹介した「U30ロング割」を使うのをおすすめします。
適用条件
入会の対象年齢は15歳以下ですが、19歳を迎えた月までは5GBのまま利用できます。 対象となる手続きですが、Xiからの機種変更・料金プラン変更・契約変更に関しては、次の3つの条件のいずれかを満たしている必要があります。 また、他社回線からの乗り換えに関しては次の2つのいずれかを満たす必要があります。 どの他社のプランが対象プランになっているかは、ドコモの「U15はじめてスマホプラン」の「他社対象プラン一覧」のページから確認できます。 子供の新規契約だけでなく、キッズケータイからの機種変更も対応しているので、スマホデビューのステップアップとしてこちらのプランを選ぶのも適切といえるでしょう。 今回シミュレーションする家族の例は次のとおりです。 今回いつでもカエドキプログラムは、一番お得になるタイミングである、23カ月に端末を返却することを想定してシミュレーションします。
「U30ロング割」を適用した場合
「U30ロング割」のシミュレーションは、「U30ロング割」の対象プランである「5Gギガホ プレミア」で3GB以上を使うケースで解説します。 まずはiPhone13(128GB)をカエドキプログラムを利用した場合で、月額料金がいくらになるのかを算出して、そこから「U30ロング割」やその他の割引を適用した月額料金を算出します。 ドコモのiPhone13(128GB)の購入代金は111,672円です。そこから23カ月目に端末を返却する予定で、「いつでもカエドキプログラム」を利用すると、24回目の分割支払金の55,440円の支払いが不要になります。 そのためiPhone13(128GB)にかかる端末購入金額は実質56,232円(2,444円×23ヶ月)となり、分割の月額料金は2,444円/月となります。 ここにプラン料金が組み合わさると月額料金はどれくらいになるのでしょうか? 今回は3GB以降を使った場合でのシミュレーションですが、仮に3GBに収まった場合はどうなるかも含めてシミュレーションした結果がこちらです。 3GB以上利用する場合、最新のiPhoneを購入した場合でも、月額料金は機種代金の分割込みで3,533円〜という破格の料金で、かつ無制限のデータ通信が利用できるという非常にお得な結果になりました。 また、同じ条件で小容量プランの「ギガライト」を利用した場合、同じ3GBでは5,172円/月※がかかります。そのため、利用データ量が少ない人でも満30歳までであれば「5G ギガホ プレミア」を利用した方がお得に利用できるのでおすすめです。 ※ギガライト(~3GB):2,728円+iPhone13(128GB):2,444円で算出 iPhone 14シリーズ 最大22,000円割引!
■ ahamoに切り替えるとどうなる?
適用から最大6か月間は割引額も大きく魅力的な「U30ロング割」ですが、割引額が減る7か月目以降に、「ahamo」に切り替えるとどうなるかが気になる方もいるかと思います。 そこで、先ほどの条件で「ahamo」 へ切り替えた場合のシミュレーションも行いました。 ■ahamoを利用した場合の月額料金 ※dカード:1GB、dカードゴールド:5GBのデータ増量特典は適用 ahamoを検討する方であれば、おそらく3GBはすぐに超えるかと思います。 その場合、6か月間の割引適用中は「U30ロング割」を適用した料金の方が安く利用できますが、それ以降については「ahamo」に切り替えた方が毎月約1,400円安く利用できます。 ただし、利用できる容量が20GBに減少するなどデメリットとなる点もあるので、利用状況に合わせて検討してみてください。
「U15はじめてスマホプラン」を適用した場合
続いて、「U15はじめてスマホプラン」を適用した場合のシミュレーションを行います。 さきほど「U30ロング割」のシュミレーションで解説したように、「いつでもカエドキプログラム」で23カ月目で返却する場合、iPhone13(128GB)の月額料金は2,444円/月になります。 このiPhone13(128GB)の月額料金と「U15はじめてスマホプラン」の月額料金を下記の表にて合計させました。 「U15はじめてスマホプラン」では、申し込みから1年間は「U15はじめてスマホ割」が適用されるので、最大12カ月間は毎月550円が割引されます。 なお、「U15はじめてスマホプラン」では、dカードお支払い割のみが割引サービスの対象であり、「みんなドコモ割」と「ドコモ光セット割」の適用はできません。しかし、家族回線としてのカウントは可能に加えて、家族間のかけ放題も適用はされます。 ちなみに、同じ条件で小容量プランの「ギガライト」を利用した場合、同じ5GBでは5,722円/月※がかかります。ただし、「U15はじめてスマホプラン」は5分以内のかけ放題の料金が含まれているので、これを加味すると「U15はじめてスマホプラン」の方がお得に利用可能です。 ※ギガライト(~5GB):3,278円+iPhone13(128GB):2,444円で算出 iPhone 14シリーズ 最大22,000円割引!
「U30ロング割」がおすすめな人
「U30ロング割」がおすすめな人は次のとおりです。 U30ロング割は、30歳以下が対象なので、学生だけでなく30歳以下の社会人の人でも条件を満たしていれば割引を受けられます。 データ無制限の「5Gギガホ プレミア」や60GBの「ギガホ プレミア」が割引 の対象プランなので、動画やSNS、オンラインゲームでGB数をたくさん使う人や、テザリングでゲーム機やタブレットを活用したい人にもおすすめな割引プランです。 また、月額料金では割引を適用することで、データ無制限が最安1,089円/月から利用できるので、コスパ重視で大容量のプランを契約したいという人にもおすすめです。 また、利用しているデータ量次第では、割引が少なくなったタイミングで「ahamo」への切り替えを行うことで、よりお得に利用することもできるので、併せて検討してみてください。
「U15はじめてスマホプラン」がおすすめな人
次に「U15はじめてスマホプラン」がおすすめな人は次のとおりです。 「U15はじめてスマホプラン」は、中学生や高校生になるお子様が、初めてスマホを持つには最適な1,078円からで5GBを利用できるお手頃なプランとなっています。 なお、申し込みは15歳までに限られますが、その後は19歳の誕生月まで5GBを格安で利用できるお得なプランです。 「U30ロング割」は無制限・大容量プランのギガホが割引の対象になりますが、割安な料金で 小容量で収まるという人は、「U15はじめてスマホプラン」の方が使い勝手もよくておすすめでしょう。 また通話の面でも家族間との通話はかけ放題だけでなく、それ以外の相手でも5分以内の通話であれば、かけ放題が適用されます。 従来の学割では、対象プランや年齢が限られていた時期もありましたが、今年のプランはこれからスマホを使う人、またすでに利用している人でも幅広く利用できる2つの割引・プランが用意されているのが特徴です。 どちらも違った特徴を持っており、どのような使い方の人にもおすすめしやすい内容となっているので、これからスマホデビューをするお子様は、ぜひこの記事を参考にプランを検討してみてください。 そんな方は、無料の診断を利用するのも手段の1つ! モバレコの運用する「モバレコFit」であれば、最短1分の簡単診断で、自分に合ったプランが分かるのでおすすめです。 しかも診断は無料、営業も一切ないため安心して利用できます。 スマホプランに目星がついている方もぜひ一度、活用してみてはいかがでしょうか!