モバイル決済を導入することで、商品やサービスを提供する事業者の方は、決済をよりスムーズに行えるようになります。また、現金決済と違い、人為的なミスが起こりにくくなるメリットもあります。 ただし、各モバイル決済ごとに、対応可能な決済が変わるほか、費用や導入日数も大きく異なってくるので、導入するサービス提供会社の選定には注意が必要です。 本記事では、モバイル決済の導入を検討している事業者の方向けに、モバイル決済を選定する際にチェックすべきポイントの解説ほか、代表的な会社を比較・紹介していきます。自社のサービスの規模や利用状況をよく理解した上で、最適なモバイル決済を導入していきましょう。 参考:今すぐの導入がおトク!キャッシュレス化で得られる6つのメリット なお、重要度を客観化するために既存のモバイル決済を紹介したサイト10個を調査し、出現頻度をスコアリングしました。出現頻度の高い順に掲載しているので、この記事を読めば効率よく良質なモバイル決済を探すことができます。 ※出現頻度が同数の場合は、アルファベット順に掲載しています。日本語名については、ローマ字表記で判断しています。

モバイル決済を導入する前に

モバイル決済に必要な決済機器に応じて、2つのタイプに分けられます。自社に合うのは以下のタイプのどちらなのか、事前に検討しておきましょう。

モバイル決済を導入する前に1.クレジットカード決済対応型タイプ2.QR決済メイン型タイプ導入を検討する前にどちらのタイプが必要か検討しようモバイル決済を検討するときに着目すべき2つのポイントポイント1. 手数料、入金サイクルなどが、自社に合うか検討する ポイント2. 導入期間を確認する楽天ペイ/楽天ペイメント株式会社Airpay/株式会社リクルートライフスタイルLine Pay/LINE Pay株式会社PayPay/PayPay株式会社d払い/株式会社NTTドコモSquare/Squareup Pte. Ltd.メルペイ/株式会社メルペイOrigami Pay ※2020年サービス終了予定/株式会社Origamiau Pay/KDDI株式会社STORES 決済/ヘイ株式会社

1.クレジットカード決済対応型タイプ

1つ目は、クレジットカード決済対応型です。磁気・ICチップ・非接触ICカードに対応するクレジットカード決済端末を導入すれば、電子マネー決済、QR決済など今後普及が見込まれる決済も利用できることが特長です。

2.QR決済メイン型タイプ

2つ目は、QR決済がメインのモバイル決済です。QR決済のみ対応しているものが多いですが、特に機器を必要としません。導入側はサービス提供会社から送られてくる初期キットなどを設置するだけで使用できる手軽さが利点です。 参考:QRコード決済で国内顧客だけでなくインバウンド対策も!主要サービス5社を徹底比較

導入を検討する前にどちらのタイプが必要か検討しよう

自社の顧客層に合うサービスを取り入れると、売上につながる可能性が高くなります。 まずはお試しでモバイル決済を導入してみたい場合、手軽に導入できるQR決済がメインのサービスを導入するのが良いでしょう。反対に、一度にまとめて導入したい方は、取り扱い決済手段の数の多さでサービスを選定すると、導入後にキャッシュレス化がぐんと進むのでおすすめです。 参考:QR決済は今が導入のチャンス!QR決済の特徴と導入すべき店舗とは    【2020年版】スマホ決済大手7社比較!今から導入する決済方法は?|ebisumart MEDIA    決済端末導入前に確認!レジのキャッシュレス化で比較すべきポイント|Have a good Cashless(三井住友カード)

モバイル決済を検討するときに着目すべき2つのポイント

ポイント1. 手数料、入金サイクルなどが、自社に合うか検討する 

モバイル決済の導入や運用にかかる費用を試算する際には、初期費用や月額費用だけではなく、決済手数料や入金サイクル・売上金の振込手数料も確認しましょう。 決済手数料は、決済手段やブランドによって異なります。加えて、期間限定ではあるものの、「決済手数料が無料」といったお得なキャンペーンを展開しているサービスもあるので、チェックしてみましょう。 また、入金サイクルや入金手数料にも注意が必要です。「指定の銀行への振り込みなら振込手数料無料」など、入金する銀行によって、入金のタイミングや売上の振込手数料が変わることがあります。長期的に利用する場合、「翌日入金」と「月2回入金」では入金のタイミングが大きく変わるため、資金繰りにも影響します。導入の際は、自社のメインバンクや入金先の銀行に有利な条件のサービスを選ぶようにしてください。 参考:資金繰りとは?経営を安定させるために見直すべきポイントを徹底解説    【最新版!】おすすめのモバイル決済6社を徹底比較!起業LOG

ポイント2. 導入期間を確認する

モバイル決済を導入するまでにかかる日数も重要なポイントになります。最短で当日から利用可能なサービスもあれば、導入まで1ヶ月程度かかる会社もあります。サービスによって大きく異なるため、「すぐにモバイル決済を導入したい」とお考えの方やサービスの利用開始予定日がすでに決まっている場合は、早めに導入計画を立てておくことをおすすめします。 また、希望する決済手段によって導入の仕方も変わるので、詳細を必ず問い合わせましょう。 参考:2020年最新版!モバイル決済サービス10社を比較~キャッシュレス決済対応・導入したい事業者へ~|HIRAKULOG

楽天ペイ/楽天ペイメント株式会社

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Airpay/株式会社リクルートライフスタイル

決済手数料率はお店の規模や業種を問わず、どの決済方法も業界最安水準。3.24%または3.74%全ての決済方法を1台のカードリーダーで対応振込手数料は全ての銀行で0円。月の固定費も無料

Line Pay/LINE Pay株式会社

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メルペイ/株式会社メルペイ

10人に1人が使っているフリマアプリ「メルカリ」がつくるスマホ決済メルカリでの売上金(年間約5,000億円)がメルペイを通して使用可能。決済に必要なのはダウンロード無料のメルカリアプリだけ

Origami Pay ※2020年サービス終了予定/株式会社Origami

インターネットにつながっていれば、スマートフォン、PC、タブレットでOrigami Payを導入し、お支払いを受け付けることが可能決済後も、お店のお知らせや情報など、お客様にアプローチ可能決済から売り上げ確認まですべてがひとつになる「Origami Business」アプリを提供

au Pay/KDDI株式会社

QRコードを店頭に設置するか、お手元のスマートフォン・タブレットにお店用au PAYアプリをダウンロードするだけ。au PAY会員数は2,200万超。auでなくてもau PAYアプリをダウンロードしてご利用可能

STORES 決済/ヘイ株式会社

店舗・対面決済を簡単に導入POSシステムや会計システムとの連携あり訪日中国人観光客のニーズに対応(世界で8億人が使う決済サービス、WeChat Payに対応)

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